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「自動車リサイクルの広報のあり方」に係る消費者懇談会を開催

お知らせ

公益財団法人自動車リサイクル促進センターは、 2014年5月22日に「『自動車リサイクルの広報のあり方』に係る消費者懇談会」を開催いたしました。懇談会には環境問題関連のNPO等で活躍される15名にご参加いただき、活発な意見交換を行っていただきました。
参加者15名からのご意見やご提案を今後の活動に活かしていきます。


1.開催概要
(1)開催日時:2014年5月22日(木)13:30~16:00
(2)開催場所:JARC会議室
(3)参加人数:15名
(4)テーマ:
・自動車リサイクルへの一般的なイメージ
・リサイクル料金(預託金)を管理・運用する本財団への一般的なイメージ
・本財団ホームページによる消費者向けの情報提供のあり方

懇談会の冒頭、本財団専務理事の葛西から、ご挨拶と自動車リサイクル制度の概要の説明を行いました。

2.主なご意見
懇談会では3つのテーマについて意見交換を行い、その概要は次のとおりです。

①自動車リサイクルへの一般的なイメージについては、「自動車リサイクル制度の内容は知らなかった」「制度があることは知っていたが、クルマを購入するときにもあまり気にしていなかった」「自動車リサイクル法ができたことにより不法投棄が減って良かった」「自動車メーカーを始めとした自動車関連産業が一丸となって取り組んでおりすばらしいことだ」「消費者はもっとクルマを長く使った方が良いと思う」「部品のリユース情報がもっと知りたい」といったご意見がありました。

②リサイクル料金(預託金)を管理・運用する本財団(指定法人)への一般的なイメージについては、「指定法人には天下りが多いと思っていたが、そうではないことがわかった。誤解しているひとが多いと思うので、広く知ってもらった方がよい」「預り金は職員の人件費や福利厚生にも使われていると思っていたが、リサイクルや情報管理以外には使われていないことがわかった。」「人件費を自動車メーカーが負担しているということを一般に広く知ってもらった方がよい」「多額の預り金をしっかりと管理していることを知ってもらった方がよい」「預り金の可視化は良いことだ」等のご意見がありました。

③本財団ホームページによる消費者向けの情報提供のあり方については、「お金をかければよいというものではない」「クルマを購入するタイミングで自動車販売店がきちんと説明するということが大事だ」「消費者もクルマの保有の有無に拘らず3Rの取り組み状況を知らなければならない」「直接、消費者と接点をもち、お互いの顔が見える形で広報に取組んだ方がよい」 「消費者を貴団体ホームページに誘導する仕掛けが必要」 等のご意見を頂きました。