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自動車リサイクル法指定法人10周年式典を開催

お知らせ

公益財団法人自動車リサイクル促進センター(以下、本財団)は使用済自動車の再資源化等による法律(以下、自動車リサイクル法)に規定されている資金管理業務、再資源化等業務、情報管理業務を行う指定法人として、2003年6月24日付で経済産業大臣及び環境大臣より指定されました。

本財団が2013年度に、自動車リサイクル法の指定法人として10年の節目を迎えたことから、2013年11月22日に、講演とパネルディスカッションで構成するシンポジウムを開催しました。それぞれ内容は下記の通りで、早稲田大学の永田教授による自動車リサイクル法への多角的な考察に加え、立場の異なる方々(主務官庁、消費者、事業者、自動車メーカー)によって自動車リサイクルの過去・現在・未来について忌憚のない意見交換や提言が為されました。また、各方面からも多大なご助力をいただき、意義深いイベントとすることができました。

≪講演: 「自動車リサイクル法」 その誕生の精神と今後の展開 ≫

講師

永田 勝也 氏 早稲田大学大学院 環境・エネルギー研究科 教授

≪パネルディスカッション: JARCの使命 ~今までとこれから~ ≫

モデレーター(敬称略)

郡嶌 孝 本財団 理事長(同志社大学 経済学部 教授)

パネリスト(敬称略)

小野 正 経済産業省 製造産業局 自動車課 自動車リサイクル室長
加藤 忠利 一般社団法人 日本自動車工業会 環境委員会 リサイクル・廃棄物部会長
河村 二四夫 一般社団法人 日本ELVリサイクル機構 代表理事
鬼沢 良子 NPO法人 接続可能な社会を作る元気ネット 理事
坂口 芳輝 環境省元 廃棄物・リサイクル対策部 企画課 リサイクル推進室 室長代行

ディスカッションテーマ

テーマ 内容
自動車リサイクル法本格施行後10年間の取組みの評価 日本国が自動車リサイクル制度を必要とした背景(手島問題等)や、制度設計・構築の困難を関係者の努力により乗り越えてきたことを振返り、評価をする。
現時点での課題認識の共有 10年間の振返りを踏まえ、法律・行政・運用・産業などの切り口から見えてくる、卑近な足元の課題から自動車リサイクル制度全体に係る大きな課題を明らかにする。
自動車リサイクルの将来に向けた展望 自動車リサイクルを取り巻く課題に今後どのようなアプローチで取り組むのか。本財団が期待されることは何かを論じ、将来の展望を探る。

また、シンポジウムの会場において、自動車リサイクル法指定法人10年の軌跡として事業内容およびデータを掲載した冊子「自動車リサイクル法 指定法人 10年の歩み」を配布致しました。
つきましては情報提供の一環として、シンポジウムにおける講演内容の書き起こし及び使用した資料、ならびに冊子の電子版について、このページで紹介いたします。皆様にご活用をいただけましたら幸甚でございます。
なお、資料の加工、再配布は行えませんのでご了承ください。

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