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自動車リサイクルシステムの本格稼動開始について

お知らせ

本年1月1日より自動車リサイクル法が本格施行となり、それに伴い、関係事業者によるパソコン等を利用したリサイクル料金の預託関係実務、使用済自動車(廃車)等の引取り・引渡しに関する報告(電子マニフェスト制度)が開始されました。これらリサイクル料金の預託関係実務、電子マニフェスト制度は、原則「自動車リサイクルシステム」をインターネット経由で利用して頂くことで実施することとなっており、これを受け「自動車リサイクルシステム」は本年1月1日に本格稼動を開始し、順調に稼動を続けているところであります。

なお、「自動車リサイクルシステム」に関しては、昨年の12月10日より、リサイクル料金の照会機能・事業者検索機能が先行的に稼動しており、また、昨4日には、全国の車検場団体におけるリサイクル料金収受業務も始まり、これにより、自動車リサイクルシステム全体が本格稼動したこととなります。

「自動車リサイクルシステム」は、自動車リサイクル法の主旨に基づき、法の運用に統括的な役割を果たす自動車メーカーならびに輸入事業者が、過去二年半以上の時間と膨大なリソーシス(資源)を投入して開発してきたものです。今後は、(財)自動車リサイクル促進センターをはじめとする関連法人が本システムの運用を行うこととなります。

1日から4日までの「自動車リサイクルシステム」の利用状況の概要としては、車検等に伴うリサイクル料金の預託件数が31,847件となっています。その他の状況については別紙のとおりです。

「自動車リサイクルシステム」は、今後、予め定められたメンテナンス等によるシステム停止期間を除き、10万拠点に及ぶ関係事業者に対してサービスの提供を行っていく予定です。