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独立行政法人住宅金融支援機構発行のグリーンボンドに投資

ニュースリリース

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公益財団法人自動車リサイクル促進センター(所在地:東京都港区、代表理事:中村 崇)は、日本国内における循環型社会の実現に関する各種事業を行い、そして全国の自動車ユーザーからお預かりした約9,400億円(2020年3月末時点)のリサイクル料金の管理・運用を行っている日本最大級の公益法人です。

自動車ユーザーからお預りしたリサイクル料金は、自動車が使用済みになるまでの間、安全かつ確実な方法で管理・運用を行うこととし、その運用対象資産は「国債」「政府保証債」「地方債」「財投機関債」としているところです。そして、資金管理・運用を通じて、SDGsに関する持続可能な社会の実現に向け、更に社会貢献を推進するため、2018年度から環境課題や社会課題の解決に資する債券への投資を行ってきました。この投資方針は2020年度の運用計画でも推進していくこととしており、今回の独立行政法人住宅金融支援機構発行のグリーンボンドへの投資は、第一四半期に投資を行った、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構発行のサステナビリティボンド及び独立行政法人国際協力機構発行のソーシャルボンドに続くESG投資です。

独立行政法人住宅金融支援機構では、省エネルギー性や耐震性など質の高い住宅を取得する場合に借入金利を一定期間引き下げる【フラット35】Sを実施するなど、良質な住宅の普及に取り組んでいます。独立行政法人住宅金融支援機構発行のグリーンボンドは、【フラット35】Sのうち「省エネルギー性に関する技術基準」を満たす新築住宅を対象としており、これらの住宅ローン債権の買取代金を資金使途としています。
独立行政法人住宅金融支援機構発行のグリーンボンドは、環境省の「平成30年度グリーンボンド発行モデル創出事業に係るモデル発行事例」として選定され、「グリーンボンドガイドライン2017年版」に適合していることが確認されています。また、2020年度も同一のフレームワークで発行されています。

JARCは、財務的な収益の実現に加え、地球環境への負荷となっている環境問題や社会問題の解決や、新たな社会的価値の創造が期待できるESG投資を実施することにより、「循環型社会の実現」に貢献していきたいと考えます。

【本債券の概要】
・債券名    第295回住宅金融支援機構債券
・年限     10年
・発行日    2020年7月17日
・発行総額   200億円
・独立行政法人住宅金融支援機構ウェブサイト https://www.jhf.go.jp/index.html

 

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